初心者必見!英語リスニング力を2週間で向上させる勉強法

目次
今の勉強法で上達していますか?
リスニングを重点的に勉強しているにも関わらず
トイックの試験本番になると・・・
学校の試験本番になると・・・
外国人と話す時になると・・・
まったく英語が聞き取れない。そのような経験をしたことはありませんか?
そのような状態に陥っている場合、あなたの行っている勉強法は効果的ではないかもしれません。
巷では、聞き流すだけで英語が出来るようになるという教材なども多数出回っていますが、私がこれまで英語を勉強してきた経験上、聞き流すだけで英語は上達しませんでした(涙。なので、楽に英語が出来るようになるという情報に流されずにコツコツと勉強をしていきましょう。
あなたのリスニング力が向上しないのはなぜ?
リスニング力が向上しない理由は「単語と単語の繋がりをうまく聞き取ることが出来ないから」です。
片言の英語であれば、聞き取れるかもしれません。ただし、ネイティブスピーカーは、単語と単語が繋がってなめらかに話します。この繋がりを聞き取ることが出来ないと、単語は知っていたとしても、聞き取れないという状況に陥ってしまうのです。
だから「単語の単語の繋がり」を頭に慣れさせていく必要があるのです。
おすすめの勉強法〜リスニング力の向上〜
そこで「単語と単語の繋がり」をあために刷り込むための最短ルートは「英語のテキストを音読すること」です。
まずは手元にある英語のテキストを手に取り、その本の文章を音読してください。ネイティブスピーカー同様にスラスラと読むことができますか?途中で突っかかったり、読み方が分からなかったり、単語の繋がりをうまく発音できなかったりなど、違和感を感じませんでしたか?
もしあなたがスラスラ読めないと感じるようであれば、ネイティブスピーカーと同じ様な発音ができるようになるまで音読のトレーニングをする必要があります。
音読は、文章を声にしますから、ただ単に音声を聞き流すとりも頭に定着する良い方法です。何度も音読することにより、「単語と単語の繋がり」を頭に刷り込む事ができます。
これができるようになると、ネイティブスピーカーっぽく発音出来るようになると同時に、「単語と単語の繋がり」が聞き取れるようになるため、リスニング力も飛躍的に向上します。
あなたが、リスニング力に伸び悩みを感じているとすれば、まずは音読(スピーキング)のトレーニングから始めてみてはいかがでしょうか?
具体的な勉強方法
1)勉強するテキストを決定し文章を理解する
まずは教材を決めます。難しい教材ではなく、中学生レベルの文章の教材を選ぶのがポイントです。
教材には「文章+音源CD」が付いている物が最適です。なぜならば、お手本が無いと、自分の読み方が正しいか判断がつかないからです。なので音源CDが付いている教材を選んでください。
私は以下の本を使って繰り返しスピーキングのトレーニングをしました。中学生レベルの容易な文章ですが、単語の繋がりは中学校レベルで十分練習出来ますので、スピーキングの練習を行うにはとても適している教材になります。
また、テキストが決まったら音読する前に文章の意味を完全に理解してください。文章の意味を完全に理解した上で音読を行うことにより学習効果が上がります。
2)音読を行います
まずは、自分で声に出して読んでみてください。発音方法などが間違っていても構いません、まずは自分の話し方でスラスラの話せるようになってください。このステップを50回行うことを目標にしてください。
3)手本となる音源を真似します
次に、音源CDを聞いてください。1フレーズ聞く毎にストップして、復唱するということを行ってください。慣れてきたら、音源CDを追従するような形で、音声から0.5秒くらいずらして読んでいって、発音を真似してください。このステップを50回行います。
ステップ2を行ってから、お手本を聞くことにより、自分ができない箇所が明確になるので覚えが早くなります。
トータルで100回スピーキングすることになりますが、これだけの回数を発音しながら読むと、考えなくてもするする言葉が出てくるようになります。そして格段にリスニング力が上がっていると実感できるはずです。
先ほどご紹介した本は章ごとにわかれている為、全ての章でステップ2〜ステップ3の項目を行います。
1日3時間トレーニングを行うとして、おおよよ2週間で完了することができる内容となっています。
まとめ
今回ご紹介した、2週間で出来るリスニング力を向上するための勉強法は参考になりましたか?まずはネイティブ・スピーカーの発音を真似して、単語の音の繋がりを意識して、頭にインプットしましょう。この勉強法を行うと、簡単な英語なら意識せずとも聞き取れるようになりますよ。是非、挑戦してみてくださいね。
2016/07/29