放っておくと危険!カビだらけのエアコンのお掃除方法を徹底解説!

暑い夏も、寒い冬も・・・一家の空調を整えてくれる頼もしい存在、エアコン。
さあ今年も頼むぞ!と、久しぶりに電源をつけてみたら・・・。
「えっ、なんだかカビ臭い・・・!!」
そんな経験はありませんか?
また、さらに深刻なパターンとしては・・・
「最初だけかな、と思い我慢して使い続けていたら・・・喉がイガイガしてきた!」
「恐る恐る、吹き出し口を覗き込んでみたら・・・カビの黒い点々と目が合ってしまった!」
「エアコンから、黒い粉のようなものが落ちてきた!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
最近寝起きに喉がいがいがして変な咳が出るから絶対にこれ丸3ヶ月ほぼ1日中つけっぱなしのエアコンのせいだと思い掃除をしようといざ部品をはずしてみたら………
ダストボックスやフィルターは思ってたほどでもなかったけど中のファンが……よく見たら……
カビ!!!!!何か胞子みたいのつい文字数— たけ (@r3skyline3b) 2018年8月1日
↑まさに・・・「衝撃」。
140文字というTwitterの文字制限内では伝えきれない気持ちもわかります・・・(笑)
このような現象に身に覚えがある方は、危険信号!
エアコンの中が「カビ・ホコリ」のパラダイスになってしまっていることは、もはや間違いないでしょう。
「一家の暮らしを守ると思っていたヒーロー的存在」が、急に「カビを部屋中に撒き散らすモンスター」に変わったかと思うと、ゾッとしますよね・・・!!
(まさに、味方から悪役への転落・・・「闇落ち」ってやつです。)
というわけで今回は、エアコン内のカビを完全に除去したい方のために!
- 自分でお掃除する方法:「どこまでできるのか?」
- クリーニング業者のお掃除方法:「自力でするお掃除と何が違うのか?」
- カビを予防する方法
この3つについて、『自力でのお掃除』と『業者さんのお掃除』をどちらも経験したことのある私がしっかり説明していきたいと思います。
小さなお子さんがいるご家庭は特に、カビが生えたエアコンを使い続けるのは気になりますよね・・・!
カビを退治できれば、もちろんニオイの元は無くなりますし、健康被害の心配も無くなります。
また、エアコンを綺麗に保つことで「風の効き」もよくなるため、「電気代の節約」にも繋がってまさに一石二鳥!
ぜひこの記事を最後までチェックして、カビを根本から退治してくださいね!
放っておくと病気にも繋がる!?カビの恐怖!
見た目やニオイでカビの存在を認識している方は、もうすでにカビに対する「得体の知れない、本能的な恐怖」を味わっているかも知れません。
しかし、「得体の知れない」ままだとさらに恐怖感が増してしまいますよね。
というわけで、掃除方法の前に・・・
- どうしてエアコンにカビが生えるのか?
- カビを放置しておくとどうなってしまうのか?
というところについて確認していきましょう。
原因が分かれば、カビの予防にも繋がってきますよ。
エアコン内部はカビが大好きな「3つの条件」が揃っている!
さてこの「カビ」ですが、普段どんなところで目にすることが多いか考えてみてください。
・・・真っ先に、「お風呂場」が浮かんだ方が多いのではないでしょうか?
実は、「お風呂場」と「エアコン」には以下の3つの共通点があり、それがカビが生えやすい理由なんです。
①湿度が高い(80%以上)
お風呂場が湿度が高いのは言わずもがなですよね。
・・・ですが、実はエアコンの内部もかなり湿度が高いんですよ。
エアコンで冷風を送るときは、暖かい空気を、冷却したアルミのフィン(熱交換器)を通して冷やした風を送っています。
室温が暖かい中で、コップに冷たい飲み物を入れると結露しますよね。
それと同じような仕組みで、エアコン内部でも結露が起こっているため、湿度が高くなってしまうんです・・・!
②温度があたたかい
カビが一番活発になる温度は20~28度と言われています。
そしてこの温度は、私たちが室温として心地いいと感じる温度と大体同じですよね。
つまり、私たちにとって快適な家の温度というのは、カビにとっても同じく快適ということになります。
③栄養分がある(ホコリ・汚れ)
空気中のホコリをたくさん吸い込んでしまうかつ、掃除の手が行き届きにくいエアコン。
ホコリや汚れを栄養分として成長するカビにとっては最高のスイートルームです。
これらの理由から、エアコン君はカビ菌界では大の人気者なんです・・・!
それは例えるなら・・・
食パンマン様一筋のドキンちゃんでさえ、乗り換えを考えてしまうくらいのモテっぷり!!
それをそのままにしておいたら、エアコン君が一夫多妻制でカビ菌帝国を作り上げてしまうのも時間の問題でしょう・・・!
小さなお子さんがいる方は特に注意!カビが引き起こす「病気」
エアコン内部に潜んだカビたち・・・
放っておいてしまったら、人体にはどのような悪影響を及ぼすのでしょうか?
「ちょっと喉に痛みがある」「鼻水が出る」「くしゃみが出る」「咳が出る」
これらの症状は、もしかしたら多くの方が経験したことがあるかもしれませんね。
しかし、このような一見「軽い」症状でも、「ただの風邪だろう」と思って放置していたら悪化したというケースが多いんです。
具体的には、以下のような病気を引き起こす可能性があります。
- 肺炎
- 喘息(ぜんそく)
- アレルギー疾患
小さなお子さんは特に、免疫力が弱く症状が悪化しやすいので、注意が必要です。
軽い症状を繰り返すうちに肺の機能が次第に弱ってしまい、ちょっとした運動で息切れするようになったり・・・。
気づかないうちにジワジワと侵食されていくのが、カビの怖いところです。
自分でカビを掃除する方法!どこまでできる?
さて、ここまでで、
- エアコン内部はカビにとって、かなり心地がいい場所である
- エアコンのカビを放っておくと、風邪のような症状から病気にも繋がる
ということはおわかりいただけましたね。
「いますぐになんとかしたい!」
そう思ったら・・・やるべきことはただ一つ。
まずは、「掃除をする」しかありません。
ということで、続いては「エアコンの掃除方法」について見ていきましょう。
「お掃除機能つき」の罠!掃除がいらないワケじゃない!?
詳しいお掃除方法について見ていく前に、まずはエアコンのタイプを把握しましょう。
あなたの家のエアコンは、「お掃除機能(ロボット)」が付いているエアコンですか?
【判断方法】
お掃除ロボットは、自動でフィルターを掃除してくれる機能のことです。
つまり、ご自分でフィルターのお掃除を日頃しているようであれば、お掃除機能つきのエアコンではありません。
「フィルター掃除、実はしたことないからわからない・・・」
という方は、リモコンをみて判断しましょう。
リモコンに以下のようなボタンが付いていれば、お掃除機能つきのエアコンです。
- 『おそうじ』
- 『フィルター掃除』
- 『手動掃除』
(※『内部クリーン』『内部乾燥』のみの場合はお掃除機能つきではありません。)
あなたのエアコンはいかがでしたか?
もし、ご自宅のエアコンが「お掃除機能つき」のエアコンであった場合、以下の2点のことに注意しなくてはなりません。
①「お掃除機能」=「フィルターのみのお掃除」である
先ほども触れましたが「お掃除機能」とは、「フィルター」を自動でお掃除してくれる機能のこと。
決して、「エアコン内部を全てお掃除してくれる」機能のことではないんです。
ですので、フィルター以外の部分については定期的な掃除が必要になります。
「電気屋で10年間掃除がいらないと言われた!」という方もいるようですが、基本的には手での掃除が全くいらないエアコンはないということですね・・・!
②内部の洗浄は自力ではむずかしい
お掃除ロボットは精密機器。
よって、自力での内部のお掃除は、破損・事故の危険性があるためおすすめできません。
したがって、お掃除機能付きのエアコンで内部のカビが気になる方は、クリーニングのプロに頼んで清掃を行うのが安心です。
【“ダストボックス”・・・清掃してますか?】
見逃しがちなところで、お掃除機能つきエアコンは、フィルターを掃除した際のゴミをためる「ダストボックス」の清掃も行わなくてはなりません。
※「ダストボックス」が付いていないエアコンもあります。その場合は、外に自動で排出されるようになっています。
お掃除機能付きエアコンをお持ちの方は、ぜひ今一度、ダストボックスが付いているタイプがどうかを確認してみましょう。
自分で安全にお掃除できるのは「フィルター」と「吹き出し口(ルーバー)」
では、ここからは自分でお掃除する方法についてみていきましょう。
自分でエアコンを掃除する際は、「フィルター」と「吹き出し口(ルーバー)」の部分は比較的簡単に清掃できます。
フィルターのお掃除方法
前面カバーをパコッと外して、見えてくる網目状の「フィルター」。
もしかすると、「エアコンを買ってから一度も掃除をしたことがない・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方はきっとこの画像のようにホコリがビッシリのはず・・・!
これを取ってあげるだけでも、エアコンから出る空気はだいぶ変わってきますよ。
【手順】
①全面カバーを開け、掃除機をかける
そのままフィルターを外すと、カビ菌だらけのホコリがぶわっと宙を舞ってしまうことになりかねません。
まずはフィルターをつけたままで、掃除機でホコリを吸い取りましょう。
②フィルターを外す
吸い取り終わったら、フィルターをゆっくり外します。
引っかかりのツメを外して、下に引っ張ると外れるタイプのものがほとんどかと思います。
③フィルターを水洗いする
取り外したフィルターをシャワーで水洗いしましょう。
この時、目詰まりを防ぐため、ウラ面からシャワーを当てるようにしてください。
(エアコンにセットしている状態のとき、こちらを向いている面がオモテです。)
この時、水圧だけで取りきれない汚れは中性洗剤(キッチン用のものでOK)を使って落とします。
中性洗剤を水で薄めた液に5〜10分つけおきして、使わなくなった歯ブラシなどでこすってあげると良いですよ。
※洗剤を使った後は、必ずシャワーの水で十分に洗い流してくださいね!
④しっかり乾燥させる
しっかりと乾燥させないままエアコンに戻してしまうと、新たなカビの原因になってしまいます。
タオルで水気を取ってから、日陰においてしっかりと乾かしましょう。
これでフィルターのお掃除は完了です!
フィルターにホコリが詰まっていると、風を吸い込むために電力をより多く消費してしまいます。
電気代を浮かすためにも、フィルターのお掃除は月1回のペースで行うのが理想的です。
吹き出し口(ルーバー)のお掃除方法
続いて、吹き出し口(ルーバー)のお手入れ方法についてご説明します。
①ルーバーを外す
ルーバーは、ご自分で外すことができます。
基本的には、引っかかりを取って、歪ませて外すことになるかと思います。
不安な方は説明書を読みながら行っていただくか、無理して外さず、つけたままでできる範囲でのお掃除をしましょう。
(無理に外そうとすると、羽が曲がってしまう場合もあります!)
付けたままの状態でお掃除する際は、消毒用アルコールを使い拭き取りを行うと良いですよ。
②ルーバーを水洗いする
ここからは、基本的にはフィルター掃除と同様の作業になります。
中性洗剤を水で薄めた液に5〜10分つけおきして、使わなくなった歯ブラシなどでこすってあげましょう。
※こちらも洗剤を使った後は、必ずシャワーの水で十分に洗い流してくださいね!
③しっかり乾燥させる
同様に、こちらも新たなカビの原因とならないように、しっかり水気を拭いてから戻すようにしてください。
奥まで自力で掃除するのは難しい?『エアコン内部クリーナー』の注意点
ここまで、比較的簡単にできるフィルター・ルーバーのお掃除方法について説明しましたが・・・
もちろん、フィルターやルーバーのお掃除だけでは、気になるエアコンの内部に隠れたカビたちは退治しきれません!
具体的には・・・
- 熱交換の機能をするアルミ製の「フィン」
- 風を送るプロペラ部分の「ファン」
- 内部で結露した水の受け皿代わりになる「ドレンパン」
といった部分です。
ですが、中の「フィン(熱交換器)」や「ファン(送風部分)」の清掃となると・・・自力でできないことはないものの、それなりの準備と覚悟が必要になってきます。
具体的には、以下の2つのことをふまえておく必要があります。
①「基盤部分」を守るため、しっかり養生する必要がある
②「エアコン内部クリーナー」は故障や火災を引き起こす危険性がある
ひとつずつ確認していきましょう。
①基盤部分を守るため、しっかり養生する必要がある
フィンやファンを徹底的に掃除するためには、カバーを取り外すことになるため、エアコンの基盤部分がむき出しの状態になります。
この「基盤部分」、機械的な見た目から想像できるかと思いますが・・・
水がかかったら一発アウトなんです。
ポケモン好きの方は想像してください。
ハイドロポンプを撃たれた時のゴローニャくらいの勢いで故障します。
よって、掃除するためにはエアコン周りをしっかり養生する必要があるんです。
【養生とは】
エアコン周囲を汚さないように、また基盤から守るために、ビニールなどでエアコン周りを覆うこと。
②「エアコン内部クリーナー」では内部のカビを全て取るのは難しい・・・故障や火災の危険性もある!
自力で「フィン」「ファン」を清掃する際は、洗剤としてスプレー式の「エアコン内部クリーナー」を使うことになります。
しかし・・・このクリーナーについては「冷えがよくなった!」という声もある一方、「やっぱり中のカビまではしっかり取れなかった・・・」という意見もあります。
エアコンクリーナーしたらエアコンの効きが違いすぎて4℃上げた
— ストロンガー (@gimbalmon) 2018年7月15日
エアコンがあまりにカビ臭いからクリーナーしたけどやっぱり裏側と回転する所?の水玉模様(カビ)は取れなかった…
やっぱ業者さんか…買い替えか…— 大地 祐@炎症 (@daitiyu) 2018年7月19日
冷えの効きが悪くてお悩みの方ならば試してみる価値アリかもしれませんが、カビを綺麗に除去したい場合には不向きのようですね・・・。
また、使い方と誤ると火災を起こす可能性があることも示唆されています。
エアコンの内部にアルカリ性洗剤の成分が残っていると、徐々に電気部品が侵食されて故障の原因に繋がるんです。
参照:エアコン洗浄に起因する火災 - 神戸市役所ホームページ
掃除の際には、洗浄液を残さないよう、すすぎの作業を徹底することが必要ですね。
これらの点をふまえて、「それでも自力でトライしてみたい!」という方は、こちらのクリーナーがおすすめです。
ファン用のクリーナーに養生カバーがセットになっているので、自分でビニールを切り貼りする必要がありません。
また、泡をしっかりと洗い流すためのリンスもセットになっています。
・・・ですが、これに関しては「リンス1本だけでは足りなかった」という声も多いです。
流し残しをなくするために、水の入った霧吹きなどを用意するのが良いでしょう。
↑「フィン(熱交換器)」と「ファン(送風部分)」では使用するクリーナーが異なるので、注意してくださいね!
【注意】カビキラーなどは絶対に使わないで!
カビの除去といえば・・・塩素系洗剤の「カビキラー」が有名ですね。
ですが・・・エアコンにカビキラーを使用してカビ掃除をするのはゼッタイNG!
エアコンのフィン(熱交換器)部分はほとんどがアルミでできています。
そしてカビキラーは強いアルカリ性ですので、金属を腐食する恐れがあります。
内部にこびりついたカビは、エアコンのプロに頼むのが確実
以上のことをふまえて・・・少しでも、
「完全にお掃除するには、手間も時間もかかってめんどくさそう・・・」
「故障・火災の危険性があるのは不安!自信がない!」
と思った方は、やはりプロにお掃除をお願いするのが確実です。
自分でお掃除するのと何が違うのか?
かと言って、プロにクリーニングを頼むと言っても・・・
「プロに頼むのは費用がかかるし、頼むのにちょっと抵抗がある・・・」
「ぶっちゃけ、お金を払ってまで頼む価値あるの?」
そうお思いの方も多いはず。
というわけで、ここからは私の実体験も交えつつ・・・
「自分でする掃除と、プロがするお掃除の違いとはなんぞや?!」というところに迫っていきたいと思います。
①自分では洗浄が難しい場所も、高圧洗浄でスッキリ綺麗に!
プロのエアコンクリーニングでは、まずはエアコンカバーを外して素っ裸に!
さらに、お掃除機能付きのエアコンであれば、基本的にお掃除ロボットも分解してくれます。
そのあとは、洗浄液をエアコン内部全体に浸透させて汚れを浮かせてから、高圧洗浄機で汚れをガッツリ落とします。
【高圧洗浄機とは】
水圧でこびりついた汚れを落とす洗浄機器(上の写真参照)のこと。
洗車や、家の壁のガンコな汚れを落としたりするのに使われるのをイメージする方も多いでしょう。
「ガッツリ落とす」って、どのくらいガッツリかというと・・・
このくらいガッツリ。
この黒い液体は墨汁・・・ではなく、うちのエアコンの清掃をお願いした時の洗浄液です。
フィルターの掃除だけは頻繁にしていたのにこの汚さ・・・!!
内部にはこれだけカビが潜んでいたという事実を目の当たりにして・・・ぶっちゃけ、めちゃめちゃショックでした(泣)
私のそんな思いもつゆ知らず、クリーニングのお兄さんは「これだけ取れましたよ〜」と嬉々としてこの墨汁を見せてくれました。
(ショックで半泣きしつつも、スマホを取り出し撮影する私・・・笑)
※写真許可はとっております。あまりの衝撃から写真を撮りたい方というのは多いらしく・・・作業員さんにも快くOKしてもらいました。
ちなみに・・・
この真っ黒な洗浄液はウチで流し捨てるのではなく、きちんと持ち帰ってくださいました。
(そういった点に配慮してくださるというのが、とても重要なポイントですよね!)
吹き出し口からこちらをジッと見つめていたカビたちも、こんなに綺麗になりました!
(自分では恐ろしくて手が出せないレベルにまでなってしまってたので、助かりました・・・!)
②エアコンの構造を知っているプロに頼むので、手早く安心!
やはり、最大の利点は「安心感」・・・これに尽きます。
先ほどもご説明したように、自分でのお掃除には故障や火災のリスクが伴うもの。
数々のお家のエアコンを見てきて、内部構造をよく知った作業員さんにおまかせするのが間違いないです。
そして、ものすごく手間がかかる作業を効率よくやってくれるのがプロの腕。
通常のエアコンなら、1時間程度もあればピカピカにしてくれますよ。
もちろん、自分でやったらかなり手間がかかる「養生」の作業もしっかり行ってくれます。
こちら、実際に養生をしていただいた時の写真です。
①でお伝えしたように高圧洗浄にて清掃するため、水が飛び散らないように周辺の壁もビニールで保護してくれます。
そしてもちろん、水に濡れたら一発アウトの基盤部分もきちんと保護してくれていますね・・・!
(ちなみにこの状況は、実は養生の途中。この後、汚れた洗浄液をバケツに集める役割をするホース部分も取り付けられて、バッチリ完全体にしていただきました。)
また、
- 最初に、お掃除方法をきちんと説明してくれる
- お掃除のあと、異常がないか一緒に動作確認してくれる
この2点も、安心感につながるポイントですね。
いかがでしたでしょうか?
清掃の点に関しましてはこの2点が大きな違いでしょう。
残る違いは、やはり金額ですね。
- 自分で掃除をする際は、クリーナー代などで3000円程度
- プロに頼むお掃除だと、10000〜15000円程度(業者さんによっても異なる)
自分で掃除をする最大にして唯一のメリットは、お金が安く済むという点。
ただ、それで汚れが取りきれるかどうかというところと、故障・火災の不安、自分でやらなきゃいけない手間を考えると・・・
私的にはやっぱり、プロに頼むのに軍配が上がるかな〜というところですね。
「じゃあ、具体的にはどこに頼むのがおすすめ?!」
・・・と、お思いの方もいらっしゃると思いますので、次に私が利用した業者さんを紹介したいと思います。
私が実際に頼んだオススメ業者「みんなのハウスクリーニング」さん
参照:https://minhclean.com/aircon/
全国展開で、エアコンクリーニングとハウスクリーニングを行っている「みんなのハウスクリーニング」さん。
クリーニングの実績が多く信頼できそうだな〜と思ったのも大きなポイントでしたがが・・・
私がここにお願いした理由としては、特に以下の2点が決め手となりました!
①アフターフォローがしっかりしている
この記事を通して言い続けているように、「安心感があるかどうか」というのは本当に大切なポイントだと思います。
「せっかく、プロにお願いしたから安心と思っていたのに・・・故障してしまった!」
なんてことになってしまったら元も子もないですよね。
でもそういったことが実際にあるのが事実なんです・・・!
参照:エアコン洗浄に起因する火災 - 神戸市役所ホームページ
(↑先ほども掲載しましたが、こちらに書いてあります。)
だからこそ、業者さんは慎重に選びたいところ。
みんなのハウスクリーニングさんでは、清掃前後のエアコンチェックはもちろん、
「清掃に納得が行かなければ無料で再清掃」とまでアフターフォローを完備。
私がクリーニングしていただいた時は問題ありませんでしたが・・・
万が一のことを考えて、このようなサービスがあるところを選んで間違いないと思います。
②料金一律!当日の上乗せナシ!
2つ目は、「注文時から料金が変わらない」ということです。
私自身、エアコンクリーニングを業者さんに頼む前に、色々とネットで調べていたんですが・・・
「現地見積もりをしてもらったら、この機種は掃除しにくいから・・・といった理由で高くなった!」
「安い値段のところにお願いしたら、結局、駐車場代・出張費などを別で取られて高価格に・・・!」
というように、当日「あれやこれやと理由をつけて料金を上乗せされた!」という方が意外にも多くいたんです(泣)
というわけで、そういった不安がない業者さんを探してたどり着いたのが、みんなのハウスクリーニングさん。
- 駐車場代・出張費・洗剤代・清掃費すべて込み!
- 機種によっての値段の違いナシ!
- どんなにひどい汚れでも、追加料金ナシ!
というように、とにかく「当日の追加料金は一切ありませんよ!」というのをWEBでみて・・・お願いすることを決意しました。
いかがでしたでしょうか?
クリーニング1つとっても、業者さんによって清掃の方法も値段も様々です。
ぜひ、以上のことを参考にして選んでみてくださいね。
ちなみに、「みんなのハウスクリーニング」さんはこちらのWEBからすぐに最短日や料金を知ることができます。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!
「みんなのハウスクリーニング エアコンクリーニング 」はこちら
カビの再発を予防する3つのコツ
ここからは、お掃除が済んでカビを除去した後の話になります。
お掃除をしてせっかく綺麗になったエアコン。
またすぐにカビがビッシリの状態になるのは絶対に避けたいですよね・・・!
というわけで、エアコンがピカピカになった暁には、ぜひ以下3つのことを実践するようにしてみてください。
①フィルターの掃除はこまめに!
フィルターは、外の空気を取り込むときにホコリなどをキャッチしてくれるもの。
せっかく内部に入らないようにゴミをキャッチしてくれているのに、汚いまま放置してしまったら、またカビの原因となりかねません。
どれだけめんどくさがり屋さんでも、月1回、掃除機だけはかけることを心がけましょう!
②エアコンを使ったあとは、内部を乾燥させる!
この記事の前半でも説明したように、カビは「ジメジメ」を好みます。
エアコンを使用した後は、しっかりと内部を乾燥させましょう。
具体的には、次のような方法があります。
- 「内部乾燥」「内部クリーン」機能を使う
- 上の機能が付いていない場合は、使用後に30分〜1時間「送風」の機能を使う
また、このような手順を行わなくても、電源を切った後に自動で乾燥を行ってくれるタイプのエアコンもあります。
もし、電源を切った後もしばらく「ウィーン」とエアコンくんが頑張ってくれているという方がいらっしゃいましたら、このタイプ。
そのような機能が付いているのにも関わらず、
「電源を1回押してもすぐ切れなくて、音がうるさいの!」
と言って電源ボタンを連打してエアコンを消している友人がいましたが・・・それは絶対NGですよ!(笑)
多少音がうるさくても、カビを予防してくれていると考えれば可愛いもの。
ぜひともそのままエアコン君の勇姿を見守ってあげてくださいね・・・(笑)
③防カビ・抗菌コートをしよう
業者での掃除を頼む場合は、オプションで「防カビ(抗菌)コート」というのをつけることができる場合がほとんどです。
このオプションは、清掃が終わった後に抗菌スプレーでコーティングを行ってくれるというもの。
価格も大体1000円くらいで、全然お高くないのでおすすめです。
もし、ご自分でやりたい場合は、消毒用アルコールを使うのがおすすめ。
掃除した後のフィルターに、風の吹き出し口に・・・
スプレーでシュシュッと吹き付けておけば、防カビの効果が期待できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「エアコンのカビを撃退する方法」を、自力・業者での方法に分けてご紹介させていただきました。
また、カビの再発予防の方法についてもご紹介させていただきましたので、ぜひとも今後にお役立てください。
1年を通して、家の空調を管理してくれる大事な存在、エアコン。
ぜひとも、ピカピカに保ってあげてくださいね!
この記事が、エアコンのカビでお悩みの全ての方の助けとなることを祈って・・・!