触らずツルピカ!お風呂の排水口をキレイに保つ簡単お掃除方法

日々の疲れ、汗、汚れをサッパリ落とすため・・・お風呂は毎日入るもの。
ゆったりリラックスする場所だからこそ、「いつもピカピカにしていたい!」と誰しもが思うはず。
そのために逃れられないのが、「お風呂場の掃除」ですよね。
でも・・・
「イヤ〜なヌメヌメ汚れ、見たくない!触りたくない!」
「ピンク汚れ・カビ・・・どれだけ掃除してもすぐ再発してしまう!」
そんな悩みから、「どうしてもお風呂掃除が億劫になってしまう」という方、たくさんいるのではないでしょうか。(私もその内の一人でした・・・)
中でも・・・ついつい見ないフリをして後回しにしてしまう排水口のお掃除。
溜めてしまった分だけ、ヌメヌメ汚れが悲惨なことに・・・!!
久しぶりに見たお風呂の排水溝がもうものすっごいことになってて あまりの汚さに泣いてしまった
ひとマス戻る— メメント・もり (@molimoli0_0) 2018年7月10日
↑あまりの悲惨さに・・・「人生、ひとマス戻る」!?
ひどい場合はニオイも気になるし・・・放っておくと詰まってしまうので困りものです(泣)
うちでは、私・夫・息子・・・家族3人分の汚れがすぐに蓄積してしまうのもあり、「何かいい方法はないか」と長らく頭を悩ませていました。
・・・が!今では、
- ヌメヌメ排水口を触らずに綺麗にする方法
- 掃除したあと、排水口をヌメらせずキレイに保つ方法
を確立することができたので、お風呂の排水口掃除にはもう悩んでいません(^^)
とってもカンタン手順なので、私みたいなめんどくさがり屋さんでもすぐに実践できる方法です!
そのほか、お風呂全体にまつわるお掃除のコツについてもしっかりお伝えしていきますよ!
楽してお風呂をピカピカに保ちたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪
目次
お風呂の汚れ・・・何を使って落とす?
お風呂の汚れを落とす洗剤といえば、塩素系洗剤(カビキラーなど)が有名ですね!
しかし、今回重点的に使用していくのは・・・
自然由来で体に優しいナチュラル洗剤として注目を集めている、「重曹」と「クエン酸(お酢で代用可)」です。
【重曹・クエン酸(お酢)のメリット】
①人体にも環境にもやさしい!
上にも書いたように重曹・クエン酸は人体に無害です。
塩素系洗剤のように、
「強いニオイが気になる。マスクをしなきゃ・・・」
「揮発したガスが目に入るかもしれない。ゴーグルをしなきゃ・・・」
「”まぜるな危険”でうっかりミスしたらどうしよう・・・」
といった心配がありません。
また、排水も汚れないから環境にもやさしい。
お子さんやペットがいるご家庭にはうってつけですね!(^^)
②この2つだけで、一石二鳥にも三鳥にもなる!
「汚れ」にはそれぞれ、酸性のもの・アルカリ性のものがあります。
中でも、お風呂にたまる「汚れ」と言われるものは具体的に次のようなもの。
- 髪の毛・ホコリ
- 皮脂・垢(酸性)
- せっけんカス(アルカリ性)
- 水垢(アルカリ性)
重曹は弱アルカリ性、クエン酸は酸性。
ですから、酸性の汚れには重曹、アルカリ性の汚れにはクエン酸を使えば、汚れが中和により分解されて取れやすくなるんです♪
この仕組みを使えば、重曹とクエン酸だけでお風呂のだいたいの汚れに対応することができますよ!
(お風呂全体のお掃除につきましては、この記事の後半でコツを紹介しています!)
排水口の汚れは、重曹+お酢(クエン酸)のコンボで撃退!
さて、今回の本題「排水口の汚れ」。
お風呂で使った全ての水が流れていく場所ですから、いろんな汚れがビッシリ定着してしまいます・・・。
そんな排水口には、「重曹+お酢(クエン酸)」の合体技!
中和によりシュワシュワと発生した泡で、汚れを浮かしてスルリと落としてくれます♪
準備物
- 重曹
- お酢(クエン酸水)
- 割り箸
- アルミホイル
用意するものはこれだけです!
(重曹以外ならどんな家庭にもあるのではないかな?と思います。)
家中のお掃除の悩みを解決してくれると話題の、主婦の味方「重曹」。
掃除のほかにも・・・
- 冷蔵庫や靴の消臭
- 鍋のコゲ落とし
- 入浴剤がわり
など、とにかくその用途が広いので、一家にひとつは常備しておくことをおすすめしますよ!
100均でも売っています!(上写真のものはダイソーで買いました)
ちなみに、今回はクエン酸水をお酢(穀物酢)で代用しますが、このお掃除法を習慣化させたい方はクエン酸を買うのをおすすめします。こちらも100均で入手可能です。
(お酢だと消費量が激しい&ニオイが気になるという方もいらっしゃると思いますので・・・)
お掃除方法
では、さっそくお掃除方法を紹介します。
まずはこちらはお掃除前の状態。
お風呂掃除の習慣が確立してなかった頃のものなので・・・結構汚いです(汗)
高画質でお届けするにはあまりにもアレだったので、少し画像小さくしてみましたが・・・(笑)
赤カビ、茶色い皮脂汚れ・せっけんカスがビッタリ定着してしまっています。
何もしていなかった頃は、1〜2週間そこら放置してしまうともうこの状態になってしまってました(;;)
①ゴミを取り除く
まずはじめに、髪の毛ゴミをとります。
しかし・・・「せっけんカスや皮脂汚れでベタベタの髪の毛はできれば触りたくない!」ですよね。
芸人さんのネタにも、こんな「あるある」がありました。
「髪の毛は生えてるときキレイやけど、落ちてるとメッチャ汚い」。
すごく共感できます・・・(笑)
そんな時はこれです。何の変哲もない・・・スーパーの袋!
袋を手にかぶせて髪の毛をとる→ひっくり返して結んでそのままポイッ。
これで触らずに済むし、密閉できるのでニオイが気にならない形で捨てられます(^^)♪
②アルミニウムのお掃除棒を作る
続きましては、超万能!『アルミニウムのお掃除棒』を作ります。
作るといっても手順はとっても簡単。割り箸にアルミをくくりつけるだけ!
【なぜアルミホイルを使うのか?】
アルミホイルは水と反応して、アルミニウムイオンという金属イオンを生成します。
この金属イオンが、ヌメリ・細菌・赤カビなどに効果バツグンなんです!
金属イオンが殺菌・消臭に効くというのは、消臭スプレーのCMなどをみているとなんとなく想像がつきますよね。(Ag+のチカラ!とか)
今回は重曹・お酢の泡と合わせて使いますが・・・
普段の掃除でも、水をつけて擦るだけで金属イオンのパワーでみるみる汚れが落ちるのでとっても便利なんですよ!
見た目はこんな感じです♪ 一昔前に流行った「松井棒」みたいですね(笑)
私は念のため、輪ゴムでアルミホイルを縛っています。
これでしっかりと汚れをこすり取っていきます!
ちなみに、排水口のみでなく、扉のパッキンの間などにも使えますよ〜!
軽い汚れなら、水のみでこすってお掃除。
仕上げにティッシュで拭き取ればキレイになります!
③「重曹+お酢(クエン酸)」の力で浮かして落とす!
重曹は、汚れがひどい場合はガッツリ使います。
今回はフタにも汚れがビッシリだったので1カップくらい。
習慣的なお掃除ならば、1/2カップくらいで良いと思います。
お酢は重曹に対して半分量!
多すぎると中和反応が進み過ぎて、効果が薄れてしまうので注意です。
ひと手間加える時間があるなら・・・電子レンジで温めるとさらにいいですよ!
重曹との反応性がよくなります。
かといって、沸騰するまで温めるのは危険です。
逆にお風呂を傷めてしまう可能性がありますので注意しましょう(私は、家のレンジ600Wで20秒くらい温めてます)。
クエン酸水を使う場合は、【お湯:クエン酸=1/2カップ:小さじ1】のクエン酸水を作り、同じように重曹の半分量使いましょう。
用意ができたら、重曹を排水口にババ〜ッとふりかけます。
汚れが見えなくなるぐらいまで、たっぷり!
そしてここにお酢をかけていきます。
シュワシュワ〜ッと炭酸ガスが発砲します。発砲が止むまで待ちましょう。
汚れがひどい場合は、そのまま30分程度置いてもいいです。
ちなみに、発生したガスも人体に無害ですのでご安心を。
ただ、汚れを浮かすと同時に排水口のニオイが立ちのぼることもあるので、換気扇はした方が良いかもしれません。
放置すると、なんとなく汚れが浮いてきているのがわかるかと思います。
ここで②で作ったお掃除棒が登場!ちょちょいと擦るだけで・・・
こびりついた汚れも、みるみるうちに剥がれます。
ビッチリ茶色かった角の汚れも、泡に溶けていく・・・!
あとはお湯で流してあげれば、つるんと綺麗になります!
これには薬師丸ひろ子も思わず「カ・イ・カ・ン」・・・ですね♪(笑)
この重曹+お酢のセットがすごいところは、排水溝の奥にも効果があるということ。
「1・2週間くらいに1回発泡させて流す」というのを習慣づけると、詰まり防止になりますよ♪
④仕上げに、ヌメり防止のアルミホイル球を入れる!
仕上げに、アルミホイルをピンポン球くらいの大きさにしたものを目皿の上に乗せます。
(あまり小さくしすぎると、流れていって詰まってしまう可能性があるので注意!)
このアルミホイル球が、流れてくる水と反応して金属イオンを出し、イヤ〜なヌメリをいつでも防いでくれますよ!
水と触れ合う表面積を増やすため、ギュギュッと固くするのではなく、クシャッと軽く丸くする程度にするのがポイント。
簡単な作業なのに、これだけで本当にヌメリのつき方が全然違うんですよ。
髪の毛をとる際などに、気になったら新しいものに変えてあげてくださいね!
これにてお掃除は完了です!(^^)
いや〜キレイになりましたね。嫌悪感なく触れるくらいツルツルです!
これなら高画質の写真にも耐えうる見た目になったはずです(笑)
手間なお掃除を省くために・・・毎日の超簡単3ステップ!
上では、手で触らずとも簡単に汚れが落とせる方法を紹介いたしましたが・・・。
できることなら、「こすり洗いが必要なお掃除は、しないで済むならしたくない!」ですよね。
というわけで次に、私が日々実践している、
「お風呂掃除の頻度を最大限に減らせる3つのステップ」をご紹介していきます!
1分以内で全て完了できるカンタン作業ですので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!
ステップ1:お風呂に入り終えたら、浴室全体を冷水で流す
お風呂に入るときは、ほとんどの方が40度前後のお湯を使い入浴しますよね。
その、「40度前後」という温度は、菌が1番繁殖しやすい温度なんです。
ですので、入浴したあとは冷水のシャワーを浴室全体(天井以外)に当て、室内温度を下げるようにしましょう。
ちなみに、逆に50〜60度以上の熱湯を5秒以上かけることで菌は死滅します。
よってできれば、排水口など菌がたまりやすく気になる部分には熱いお湯をかけてから、冷水で冷やすとさらに効果がありますよ!
私は熱湯の方は毎回はやっていませんが・・・冷水をかけるのは毎回行っています♪
(とっても簡単作業なので、頼めば家族も自分でやってくれますよ!)
ステップ2:排水口のフタを開けてせっけんの泡を流す
こちらはステップ1の流れでそのままやっていただけます!
排水口には、お風呂に入り終わった後もせっけんのアワアワが溜まってしまっている・・・ということがあります。
泡を残してしまうと、そのまませっけんカスとなって汚れに・・・となりかねません。
フタを開けて、冷水でチャチャッと流してしまいましょう♪
ステップ3:浴室をよく乾燥させる
カビ菌たちはジメジメしたところが大好き。
お風呂に入ったあとの湿度でそのまま放置はとっても危険です。
かといって、お風呂場の扉を全開にして放置しておくと、洗面所までジメジメに・・・!
新たなカビを発生させてしまうかもしれません。
おすすめの方法は、扉を2〜3cmほど開けた状態で換気扇をつけること。
ちょこっと開けた隙間から勢いよく風が出入りすることで、より早く乾燥させてくれますよ!(隙間風が勢いよく、さむ〜く感じるのと同じ原理です)
【排水口のフタは開ける?開けない?】
「乾燥させるのが目的なら、排水口のフタは開けた方がいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、正解は開けない方。
排水口には、排水管からの悪臭や虫よけのための溜まり水があります。
つまりその水が乾いてしまうと・・・悪臭が防がれずダイレクトに!なんてこともあるんです。
というわけで、排水口のフタは全開にしたまま放置しないようにしましょう。
いかがでしたか?
これだけのとっても簡単な3ステップで、だいぶお掃除の楽さが変わりますよ。
一度やってみたらわかると思いますが、本当に20〜30秒くらいしかかかりません!
ぜひ試してみてくださいね!(^^)
お風呂掃除の手間を減らす!便利グッズ2選
ここまでお伝えした方法で、お風呂をキレイに保てるようになれば・・・
排水口で、あと手間になってくるのは「髪の毛を取り除く」ことくらいになるはず。
というわけで、さらにお掃除をラクにするためにおすすめな便利グッズについても紹介していきたいと思います!
①【排水口】髪の毛・ゴミくるっとキャッチ
まずはこちら、100均・ダイソーの「くるっとキャッチ」という商品です。
(排水口用の髪の毛取りシート商品は多数あるので、何かしら使ったことがあるという方もいるかもしれませんね!)
こちらは、ただ髪を取るだけではなく、水圧で渦を作って髪の毛を中心に集めてくれるという優れモノ。
似たような商品で、「髪の毛くるくるポイ」という有名な商品(800円くらい)もありますが、私は100均のもので十分だと思います。
こちらは、既存の目皿を取り外して付けるタイプです。
調整リングがついていて、目皿の直径が95〜109mmのものに対応できるようですよ!
(うちの排水口には、そのままカポッとつけてぴったりでした♪)
こんな感じで、水流で髪の毛がくるくる〜っと真ん中まで集まってくれます!
前までは目皿のスキマに髪が引っかかって取るのが手間だったんですが、これで解決しました。
普通にお風呂に入ったあとにフタを開けてみてみると、4〜5本くらい、引っかかってて真ん中に集まりきっていないこともあるんですが・・・。
直接シャワーを流してあげれば上の動画のように「クルクルン♪」と集まってくれます。
先ほど紹介した毎日の3ステップでも、お風呂に入り終えた後には「排水口のフタを開けてせっけんの泡を流す」ことをおすすめしていたので、それを実践していただければ問題ないですね(^^)
100均に買いに行くのが面倒な方はこちらをどうぞ。
割高ですが、写真のものと同じような構造で、さらに抗菌仕様のものです。↓
②【浴室全体】おふろの防カビくん煙剤
2つ目は、排水口のみならず浴室全体のお掃除におすすめな、ライオンさんの「おふろの防カビくん煙」です!
こちらは、抗菌効果のある金属イオン・「銀イオン」を、煙状にして浴室全体に噴射する除菌グッズです。
煙状で噴射するので・・・自分の手でしっかり除菌が難しい天井も、見逃しがちな床の角っこにもしっかり行き届く!
さらに、シャンプーボトルや風呂イス、洗面器などの備品も一緒に除菌できちゃいますよ!
こちら、3ヶ月前くらいに初めて使ったんですが・・・確かにこれをした後はカビの発生がだいぶ遅いんです。
「黒カビを防ぐ」と書いていますが、体感的には赤カビの発生も抑えられているように思います。
防カビくん煙剤、今まで知らなかったけど、梅雨に初めて使ってみたら、その日以降本当にほとんどカビ生えなくなってびっくり。梅雨なのに。掃除が楽すぎるよ。早く教えて欲しかった(常識なの…?) pic.twitter.com/KPK0pgaT1V
— とむ (@tmtmsnn) 2018年7月13日
防カビくん煙剤これめちゃめちゃいい!大変な風呂掃除、掃除はこまめにし黒かびはまだ発生させたことなかったんだけど、これを2ヶ月前に初めて使用。ほぼ2ヶ月間、正確には50日くらいまではピンクヌメリも発生しなかった驚き!なのでまた使用。せっせと風呂掃除しモクモク完了 pic.twitter.com/XkADwipMmL
— Neko_tsubu (@neko_tsubu) 2018年7月9日
↑Twitterでも好評の声!
以下、使い方を少しご紹介しますね。
中を開けるとこんな感じ!
余談ですが・・・わたくし、「防カビくん煙剤」と聞いて、この可愛いキャラクターが「防カビくん」という名前なのかとずっと思ってました・・・(笑)
本当は、「防カビ」の「くん煙(えん)剤」ってことなんですよね(笑)
中身を取り出して、プラスチックカップに水を注ぎ入れます。点線まで!
中身のアルミ袋を解いたら、このような缶が出てきます。
これを先ほどのプラスチックカップにINします!上下間違わないように。
換気扇はOFFにしておいてくださいね。
しっかり飛び出し防止のキャップを付け直したら準備完了。
30秒くらいすると煙が吹き出してきます。
あっという間にモクモクになりますので、すぐにお風呂から出て扉を閉めてくださいね!
90分程度放置したら、換気扇をつけるなどして30分程度換気を行って終了!
工程はこれだけです。とっても簡単に浴室全体の防カビができちゃいますね!
ただ、あたり前ですがあくまでも『防カビ』ですので、これを使う前にお風呂を綺麗にしておく必要がありますよ!
ですがこれさえしておけば、しっかりカビ掃除をしないといけないのは2ヶ月に1回と割り切れるので、「お風呂掃除しなきゃ・・・」という呪縛から逃れることができるんじゃないかなと思います。
(私が行っているお風呂全体のお掃除については、次の項目でしっかり説明いたします!)
ちなみに、私はすっかりこの商品にハマってしまったので、3個セットを買い置きしています(笑)
1つ500円くらいのところ、3個セットで1000円弱なので使い続けるなら絶対にこちらがお得ですね!
【お掃除のコツ】お風呂全体編!
排水口掃除について重点的に説明が終わったところで、次にお風呂全体に関するお掃除のコツを紹介していきます!
最初にも書いたように、「重曹&お酢」はお風呂のあらゆる部分のお掃除にとっても効果的なんですよ♪
残り湯に重曹で、浴槽も擦らずツルピカ♪
お湯を張って、ゆったり気持ちよくお風呂に入ったあとは・・・
そのまま、重曹をひとつかみ、残り湯にIN!
それから10〜20分程度放置します。
体を拭いて髪を乾かして、と身支度を終えてからお風呂の栓を抜くだけで・・・
酸性汚れである皮脂・垢汚れも、さっぱり落ちてツルツルに♪
さらに・・・
洗面器や風呂イス、子供のおもちゃなど、汚れが気になるものをそのまま一晩つけ置きしてから流せば・・・浴槽だけでなく、備品までツルツルになりますよ♪
つけ置きしても残ってしまった汚れは、少しこすって落としてあげてくださいね。
汚れ自体は浮いているので、スルッと取れるはずですよ♪
こすり洗い・つけ置きに便利な「重曹ペースト」!
先ほどの排水口掃除でも大活躍した「重曹+お酢」。
重曹に少しずつお酢を入れて混ぜれば、ペースト状の洗剤にもなりますよ。
毎日お風呂にお湯を張らないという方は、気づかないうちに浴槽にザラザラ汚れが溜まってしまうことも多いのではないでしょうか。
そんな時にはこの重曹ペーストを、スポンジにつけてそのまま浴槽を軽〜くこすり洗いしてみてください。
重曹のアルカリ成分が、垢・皮脂よごれをツルンと落としてくれますよ♪
カビやこびりついた汚れが気になる部分には、このペーストをそのまま塗って放置!
その上からラップをかけて30分程度パックをすれば、汚れを浮かしてツルリと落としてくれる優れものです!ぜひ、お試しあれ!(^^)
水垢で白く曇ってしまった鏡や蛇口には、お酢(クエン酸水)!
鏡や蛇口付近・・・よ〜くみると、水垢がビッシリ!よくあることですよね。
水垢とは、そもそも水道水に含まれる炭酸カルシウムが原因のアルカリ性の汚れ。
だから、同じアルカリ性のセッケンなどで擦るのは全くの逆効果!
酸性のお酢(クエン酸水)で落としてあげるのが正解なんですよ。
こちらは、お掃除前のうちの蛇口部分・・・水垢が白〜く浮いてきていますね(><)
そんな時には、キッチンペーパーにお酢を薄めた水(水:お酢=1:1)を染み込ませて・・・
ペタペタッと貼り付け!このまま一晩放置します。
お酢のニオイがするので、換気扇をつけましょう(換気扇をするとキッチンペーパーが乾いてしまうので、この上からラップで覆ってあげるとGOODです)。
また、クエン酸を使用する場合は、【水:クエン酸=1カップ:小さじ1】くらいで薄めたクエン酸水を作ってくださいね。
放置後、そのままキッチンペーパーでキュキュッと拭いてあげれば・・・
ピカピカリ〜ン!
本来の輝きを取り戻しました!スッキリ〜♪
ちなみに・・・
シャワーヘッドについた水垢にも同様に、酸性のお酢(クエン酸水)がガッツリ効きますよ。
鏡・蛇口と一緒に、こんな感じでつけ置きして置くだけです♪
つけ置きするにはキッチンペーパーで貼り付けるよりも多くお湯を使うので、お酢の分量はもう少し少なめでOK。
【お湯:お酢=1リットル:1カップ】くらいでいいでしょう。
【赤カビ・ヌメリ防止】ボトルの底やイスの足は浮かす!
「シャンプーボトルの底がヌメヌメ・・・!」
お風呂掃除あるあるのTOP3に食い込むのではないかと思われる、多くの方が抱えるこのお悩み。
ボトルの他にも、風呂イスの足などはカビがすぐに発生してしまいがちですよね。
しかし、原因はただ一つ。
濡れている面と接しているから悪いんです。
というわけで・・・
お風呂から上がる前に、
- ボトル系は、できるだけひっかけて浮かせておく!
- 風呂イスも、浴槽のふちにひっかけて浮かせておく!
これをするだけで、イヤ〜なヌメヌメ・カビが発生しにくくなります!
ボトルなどの小物系は、たくさんあるほどお掃除が面倒・・・。
できるだけ少量におさえてしまうのが手っ取り早くて良いですよ(笑)
(お風呂用具セットをカゴに用意しておいて、入浴時だけ中に入れるというのもひとつの手ですね。温泉に行く時みたいに!)
見逃しがちな天井は、クイックルワイパーを使う
みなさんは、お風呂の天井の掃除ってしていますか?
視界に入らないからって見逃しがちな天井・・・。
実は気づかないうちにカビが繁殖して、カビ胞子を撒き散らしているかも・・・!!
ただ、天井は自分の手でお掃除するのは大変ですよね。
そこで、今回はフローリングのお掃除道具「クイックルワイパー」を使いチャチャッとお掃除する方法をご紹介します。
使うのは、クイックルワイパー(シートはドライのもの)と、カビハイターなどのカビ取り剤です。
やり方はいたって簡単。
カビハイターをシートに少量プシュプシュッとして・・・
天井全体を拭きます。
泡が残ったときは、シートを少し湿らし再度ふき取るようにします。
ウエットタイプのシートを使ってもいいですね。
工程はこれだけです!
「床のカビ、取っても取っても消えない!」なんてときは・・・天井のカビが原因という場合も?!
そんなときは、ぜひ天井のお掃除もしてみてくださいね。
ただ、この方法は塩素系の洗剤を使うことになってしまうので、換気や混ぜ合わせの相性などにはくれぐれもご注意を!(><)
自分じゃ取りきれない汚れ・・・気になる「見えない部分」の恐怖!
ここまで、自分でできる簡単なお風呂のお掃除法をご紹介しましたが・・・
「排水口、きっちり掃除したのに・・・ニオイが取れない!」
「エプロン内部の汚れ、自分ではちょっと難しい・・・」
「天井に塩素系洗剤を使うなんて・・・目に入らないか不安!」
「そもそも、汚れがガンコすぎて・・・自力では取りきれない!!!」
などなど・・・。
自分のお掃除だけではお悩みが消えない方もきっといるはず。
そんな方は、一度「浴室全体をプロの技術でクリーニングしてもらう」というのも一つの手です。
最近のハウスクリーニングって進んでいて、本当に隅々まで綺麗にしてくれるんですよ・・・!
浴槽、排水口はもちろん、汚れを見逃しがちな扉の内側・外側・枠も、天井も、照明器具も。
というのも実は、極度のメンドくさがり(そのクセ変に完璧主義)の私・・・1度、すっかり汚れてしまったお風呂場の全体クリーニングをしていただいたことがあるんです。
その結果、驚くほどピッカピカにしてもらって感動しましたよ。
で・す・が。
正直、そんなにしょっちゅう頼んでたらお金もバカにならないので・・・(笑)
そのピカピカ状態を維持するために、これらのカンタンお掃除法にたどり着いたというワケなんです。
でも、やっぱり一度引越したてを思い出すほどにピッカピカにしてもらうと、それを維持するためにお掃除のやる気がモリモリ湧きますよ。責任感とも言いますか・・・(笑)
「浴室をきれいに保ちたいけど、自分で初めから大掃除をする気が起こらない!一回ぜんっぶ綺麗にしてほしい!」という人には、ピッタリなんじゃないかと思います。
ちなみに私はこちらのクリーニング屋さんで、お風呂掃除一式(+エプロン内部掃除のオプション)でお願いしました。
エプロン内部は自分でみたこともなかったので、その汚れにビックリ・・・。まさにカビパラダイスでした。
その環境が悪い状態で放置しておくとコバエ(蛆虫)の巣にされることも多いらしく、虫嫌いの私は顔面蒼白・・・!!
そんなことされたらもう「えーん」と泣き喚く自信がある・・・!!いい歳こいて・・・!!
そんな私の心中をよそに、クリーニングの方(感じのいい男性でした)は、「お掃除しがいがありますね〜」と、全くおどろきもせず(笑)
それはもうテキパキとピカピカにしてくださいました。圧巻としか言いようがない。
プロだからできるお掃除を体験したい方は、ぜひ一度お試しあれ・・・!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「誰しもが見て見ぬ振りをしたいヌメヌメ排水口の簡単掃除方法」を中心に、お風呂掃除に関わるたくさんのコツをお伝えしました。
「重曹+お酢」の最強コンビで、触らず簡単お掃除&つまり防止は、とっても便利でお風呂掃除の概念が覆ること間違いなし!
また、アルミホイルを使ったお掃除・ヌメリ防止や、お風呂に入ったあとの超簡単3ステップ・・・これらはすぐにでも実践していただけます!ぜひぜひお試しくださいね♪
お風呂掃除に関するお悩みを持つ全ての方が、ストレスなく快適な生活を送れるようになることを祈っています。
ではまた!